
為替取引の一環としてTradingViewを活用されている方は多いかと思いますが、実はそれ以外の用途でも使えます。
為替はもちろんのこと、ゴールドやオイルなどの資源、日本含めた株価、ドルインデックスなどの経済指数、それに仮想通貨ビットコインまで…TradingViewはありとあらゆる銘柄を幅広く網羅しており、強力なツールの数々を用いてそれらを分析することが可能です。
値動きから目が離せない!仮想通貨ビットコインをTradingViewで
凄まじい高騰とボラティリティの高さが目を引く仮想通貨「ビットコイン」ですが、TradingViewでは円建てやドル建て、それに人民元建ての相場をチャート上へ表示できます。
ビットコインの識別コードは「BTC」
ビットコイン識別コードは「BTC」で、BTC + 通貨の識別コードというかたちで表します。
- BTCJPY:日本円建て
- BTCUSD:米ドル建て
- BTCCNY:中国人民元建て
円建ての相場をチェックしてみる
円建てでビットコインの相場を調べるには、TradingViewチャート画面の左上にある入力欄に「BTCJPY」と入力します。すると、下のようなチャートが表示されるはずです。
日本株にも対応
TradingViewは日本の株式にも対応しており、東証の一部と二部、Jasdaq、マザーズの全ての銘柄が見放題です。
各銘柄の相場を見るには、4桁の証券コードを左上の入力欄へ打ち込みます。例えば、日本郵船なら「9101」、大和証券なら「8601」となります。
コードを調べるには、下のサイトが役立つでしょう。
日本株全銘柄 株価一覧表(CSVデータダウンロード可能)残念ながら、日本株はWebページ上のウィジェットに張り込めない仕様のようで、ここではお見せ出来ません。興味のある方は、下のリンクからTradingViewのチャート開き、ご自身で試してみて下さい。
JPN225 - TradingView資源の相場をチェック
オーストラリアドルやカナダドルなどの資源国通貨を取引する場合、時には資源の相場との相関性を活かすと有利な局面もあります。TradingViewでは資源も豊富に扱っており、それらを通貨ペアに重ね合わせて表示することも可能です。
ゴールド(金)はXAU
資源と聞いて真っ先に思いつくのがゴールドつまり金相場。識別コードは「XAU」となり、その右に「USD」と付け足せばドル建てのゴールド相場を表します。
「シンボルの追加」という機能を使うと、例えばEURUSDにXAUUSDを重ねて表示出来ます。下のスクリーンショットでは、ロウソク足がEURUSD、オレンジ色のラインチャートがドル建ての金相場を表しています。
米ドルとゴールドは逆相関があると言われていますね。
オイル(原油)はUSOIL
続いてオイル(原油)ですが、これは「USOIL」と表します。
経済指数や金利も見放題
経済指数や金利なども見放題で、これらと通貨ペアとの相関性を活かしてトレード出来るのはTradingViewならではの強みと言えるでしょう。
日経平均株価 – JPXJPY
ドルインデックス – DXY
米国債利回り10年 – US10Y