エリオット波動を描く方法

ラルフ・ネルソン・エリオット(Ralph Nelson Elliott)によって考案された「エリオット波動論」は、相場状況を読み解く上でとても役立ち、ダウ理論に準ずる基本的な考え方と言えます。

エリオット氏は「相場には一定の秩序すなわちサイクルがある」との所論をもち、それを反映させたエリオット波動とは「上げ→戻し→上げ→戻し→上げ」の上昇5波と「下げ→戻し→下げ」の下降3波の組み合わせを意味します。

もちろん、TradingViewにもエリオット波動は実装されており、直感的な操作でチャート上へ描くことが出来ます。

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5つのエリオット波動描画ツール

TradingViewには5つのエリオット波動描画ツールが備わっており、それらを使うにはチャート左側のツールバーの上から6つめのタブをクリック、その中にあるエリオットツールを選びます。

  • エリオットインパルス波動(12345)
  • エリオットトライアングル波(ABCDE)
  • エリオットトリプルコンボ波動(WXYXZ)
  • エリオット波動修正波(ABC)
  • エリオット波動複合型(WXY)

基本的に、「エリオットインパルス波動(12345)」と「エリオット波動 修正波(ABC)」を用いるかと思いますが、フラクタルなエリオット波動を描くときには他の3種も組み合わせて使うと良いでしょう。

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エリオット波動の描画と削除

チャート上へエリオット波動を描く方法は極めて簡単で、それぞれの点をクリックし結ぶだけです。各点の上には番号またはアルファベットが割り振られ、その間は直線で結ばれます。

操作方法は下の動画をご覧下さい。

また、描画したエリオット波動オブジェクトを削除するには、選択してBackSpaceまたはDelキーを押すか、右クリック→削除を選びます。

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